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2008(Mon) 23:36

左岸 江國香織

本の感想(一般文芸)

左岸左岸
(2008/10/11)
江國香織

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「左岸」と「右岸」とセットの「左岸」です。今日は酔っ払いなので、適当な感想です(いつもですけど)

なんでも6年?連載してたとか?よく知らないけど。
とにかく、長いです。ページ数が多いのは別に気にならないのですが、人一人の一生、何十年の人生を淡々と追っていくので、大変に疲れました。

江國香織が好きなので「左岸」から読みましたが、正直、「右岸」読みたくなくなってきました〜。
長いし、疲れるし。。。
大河ロマンとして読むには波乱万丈な人生ではないのがネック。恋多き、アバズレな女の子で、やばいんじゃないのって言うくらいお兄ちゃん大好きで、でもお兄ちゃん自殺しちゃって、両親がぎくしゃくしちゃって、ママは出て行って〜というストーリーなのに波乱万丈に感じさせないのはある意味すごいけれど。
出来事はおいておいて、小説的には盛り上がりがないのでした。自然主義文学か?
江國香織の特徴というか、読みやすい平易な文章ながら繰り返し読みたくなる文章というか、スルメな小説だと思うのですが、本作にそれはないかなぁ。
文章が短くて、とつとつとしていました。大河のような〜と形容されるような人生には感じられませんでした。
あと、傍から見たら奇妙でおかしい家族であっても、最低限の機能を有している、というのが江國香織の描く家族像かと思っていたのですが、今回は普通にリアルにダメダメでした。そういう意味で、聖域を小説に求めることはできませんでした。
ちょっと「神様のボート」を思い出しました。

結局、なんでお兄ちゃん自殺したんだろうなぁとか、本当に霊がいたのかなぁとか、「右岸」を読んだら謎は解けたりするんでしょうか。
決して面白くはなかったけれど、人一人の半生分を読んだようなものだから、なんだか老けてしまったような気がします。
しかしこれって、江國香織の最長編じゃないか?

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