巷で絶賛されてる作家さんのようですがあんまり読んだことないです。一冊……案山子が出てくるのを読んだけれどタイトル忘れた・笑
微妙に作品間でリンクすることがあるらしい作家らしいので、もしかしてこの死神も何かと繋がっているのでしょうか? 映画にもなってるんですよね。
一週間、ある人間の「死」を、「可」か「見送り」か決めるためにやってくるのが死神。その死神の「千葉」さんを主人公にした連作集。時間軸通りな順番。
出オチというか、設定=物語なのであまり詳しくは書きませんが、簡潔で読みやすい文章で、迷いのないストーリー運びです。
死神から見ると、人間の生活がいかに馬鹿馬鹿しいかというのがよく解る。でもその馬鹿馬鹿しさを自分にフィードバックできるかというと、できない。
ミステリではないし……ちょいファンタジーなエンタ小説でしょうか。作品の中に嵐の山荘シチュエーションのものがありましたが、それが一番つまらなかった〜。
死神が関与できる死は、人間のすべての死ではないのです。そしてほとんどの死神が「可」と「見送り」で、「可」しか選択しないらしい。
なんのために死神がいるんだ?と悩んでしまいました。。。死神がいる故のレトリックとかあるけど、存在故にオチが決っているので、同じところでおもしろがれ!同じところですっきりしろ!という意図を感じてなんかやだ。