夜思比売の栞 乱暴と待機 本谷有希子

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2008'04.24 (Thu)

乱暴と待機 本谷有希子

もともとは舞台であった?らしい。それの小説版みたいです。シナリオ形式ではないので読みやすかった。

いや〜気持ち悪かった!この感想で正しいと思います。
ありがちな近親相姦ものかと思っていたのですが、もっとシュールで汚くて訳分からない。
読者の想像力を刺激するような、隠された部分が無い、とあえて言いたいですね。テキスト的にはあるけど、どうでもいいと思ってしまう。良く言うと読み手に媚びない、悪く言うと読み手がいらない、という感じでしょうか。

復讐するために奈々瀬を軟禁状態に置いておくお兄ちゃん。
そのお兄ちゃんに天井から覗かれているのを知りながら、そのままにしている奈々瀬。
歪んでる、といえば歪んでる?
けれど設定自体が極端に味付けされてるし、他の人物も濃いので、この世界の中では普通に思えました。

この異常な関係性の中で、結局は恋愛関係に落ち着いている、と思っていいのかな……。嫌いじゃないし、むしろクサカンムリモエな状況なんだけど、素直にそう思えない何かがあります。

最後の1文を読む限りでは、なんか良い恋愛小説みたいなんですけどね。

乱暴と待機 (ダ・ヴィンチブックス)乱暴と待機 (ダ・ヴィンチブックス)
(2008/02/27)
本谷有希子

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Comment

こんにちは。
気持ち悪かったですね。
そういえば、シナリオ形式じゃなかったからスムーズに読めたと思います。

トラックバックさせていただきました。
藍色 | 2008年05月12日(月) 10:25 | URL | コメント編集

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