夜思比売の栞 くさいろの童話集 アンドルー・ラング


2009.08.25 *Tue*

くさいろの童話集 アンドルー・ラング


くさいろの童話集 アンドルー・ラング世界童話集11くさいろの童話集 アンドルー・ラング世界童話集11
(2009/07/23)
不明

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アンドルー・ラング世界童話集の第11巻の「くさいろ」です。

スルタンとか、イスラムっぽい話が多めでしょうか。
どちらかというと地味で、派手な盛り上がりがない話が多かったような気もする……。
王子や王女、若者が苦難を乗り越え冒険する〜というよりは、その周りの親とか家族とか家来とかが頑張っちゃって、主人公は形式的に守らなければならないことを最低限やって、ハッピーエンド、みたいな・笑
多少、楽そうではありました。

「小人の王さまロクの話」は、幼い子供を半分誘拐みたいな感じでさらってきて、大きくなったら花嫁にしようと大事に育てる小人の王様が泣けます。娘が年頃になっても昔の幼なじみの青年を忘れないので、その青年をオンディーヌから救い出す手助けをしてやるという……。
この娘と青年もたいして苦労はしてないし。
「そんな話があるもんか」「機織りの知恵」は短くてオチも分かるけれど、さっぱりと痛快でおもしろかった。
「ついにおそれを知った若者の話」では、幽霊に出会っても、命の危険にあってもおそれを感じなかった若者が、一体何におそれを感じるのか。それを楽しみにしながら読みました。
「ジャッカルか、それともトラか」は全く似たような話を聞いたことがなくて、特に美しい娘の足や腕を切り落とさなければならないところがいろいろすごい。
「がまんは一生の宝」「物言わぬ王女」もおもしろかった。

寝る前に童話を少し読む、と、気分が落ち着いて寝やすくなるような気がします。
子供みたいですが。不眠の方はいかがでしょう。
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COMMENT

はじめまして
このシリーズ面白いですね。
読み出したら、癖になってやめられなくなってしまいます。
今の感覚からは、突っ込みどころが多いのですが、それがまた面白いのかもしれません。
2009/10/15(木) 22:10:49 | URL | 風竜胆 #bHbAk02E [Edit
Re: タイトルなし
こんにちは。
当たり外れがあるというか、面白い巻と面白くない巻が割りとはっきりしているかもしれません。

> 読み出したら、癖になってやめられなくなってしまいます。
まさにそんな感じですね。
12巻目も既に出ているみたいなので、楽しみにしています。
2009/10/15(木) 23:20:15 | URL | 鳩羽 #- [Edit

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 アンドルー・ラングによる世界童話集の第11巻、「くさいろの童話集」(東京創元社)。相変わらず面白い。童話と言うと、小さな子どもが読むものだと決めつけがちだが、仮にも幾世紀も語り継がれてきたお話でもある。大人が読んでも、面白くない訳がない。 くさいろ...
2009/10/15(木) 22:08:33 | 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館] [Del

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