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2009(Mon) 23:03
サウンド・エシックス これからの「音楽文化論」入門 小沼純一
![]() | サウンド・エシックス―これからの「音楽文化論」入門 (平凡社新書) (2000/11) 小沼 純一 商品詳細を見る |
ですます調で書かれた、とても読みやすい新書でした。その読みやすさ故に、なんだか騙されているような……言いくるめられてるような……笑
そういう気持ちに絶えずなってしまいましたが。
内容はタイトル通り、現代の定義するところの音楽について、多角的に、細かく、できるだけ偏った見方をしないように〜書かれたもの。
分かったような分からないような……感じなので、なんとも説明しがたいのですが。ところどころで、自分が音楽に対して持っていた疑問だとか、もやもやしたものを指摘してくれて、面白かったのは確かです。
同じ音でも音楽でも、人によって聴くものは違い、聞き手がいないと完成しないのが音楽だとしたら、音楽は存在そのものが単数形ではないだけでなく、受け取る側も含めてさらに複数の存在になるのかな〜とか。
「いまここにしかない」ものでなく、「いつでもどこでも」なものになった反復の退屈さと、いわゆる古典の名作として聴かれ続けているものの差はどこにあるのかな〜とか。ライブとかコンサートというのは、どういうものなのかな〜とか。
音楽は時間と共にあるものだけれど、空間も無視できるものではなくなっているし。視覚情報によって、聴こえてくるものが違ったりとか。
2000年の本なので決して新しい本ではないのですが、音楽について、いろいろ考える良いきっかけがたくさん転がっている良い本でした。









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